1. 体重・体脂肪率測定の「極意」
体重は一番わかりやすい指標ですが、測り方一つでモチベーション維持に大きな差が出ます。
✅ 正しい測定のタイミング
- 「毎日同じ時間・同じ条件」で測るのが鉄則です。
- 最もおすすめは「朝起きてすぐ、トイレを済ませた後、服を着る前」**です。食事や水分補給による影響が最も少ない、その日の「ベースライン」の数値を知ることができます。
- 夜に測ると、一日の食事やむくみで数値が変動しやすく、一喜一憂の原因になりがちです。
✅ 体重以外の数値を重視する
- 体重が減らなくても、体脂肪率が減っていれば脂肪が燃焼し、筋肉量が増えていれば代謝が上がっている証拠です。
- 停滞期に入ると、体重は変わらなくても体の中では変化が起きています。体重だけでなく、これらの数値を記録することで、努力が報われていることを確認できます。
2. 胴回りチェックの活用術
体重計に乗らなくても、体型の変化を最も手軽に、かつリアルに実感できるのが「胴回り」のチェックです。
✅ ① ベルトの「穴」チェック法
- 「毎日同じベルト」を着用し、どの穴で締められるかをチェックするのを日課にします。
- 特に目標とする穴(例:「あと2つ先の穴で締めたい」)を設定しておくと、日々のモチベーションになります。
- ベルトが少し緩くなったのを感じるだけでも、引き締まってきたことを実感できます。
✅ ② メジャーを使った正確な記録
- 測定する位置を毎回統一することが重要です。
- ウエスト(お腹周り): おへその真上、または一番くびれている部分。息を吐ききらず、軽く息を吸った状態で測る。
- ヒップ: お尻の一番出ている部分。
- 二の腕・太もも: 一番太い部分。
- 測定頻度: 毎日測ると誤差に一喜一憂するため、週に1回、または月に2回程度(体重測定とは別の曜日など)がおすすめです。
3. モチベーションを加速させる「視覚化」テクニック
数値だけでなく、視覚で変化を捉えることで、モチベーションは爆発的に高まります。
✅ 定期的な「全身写真」記録
- 体重計の数値に変化がなくても、体型は確実に変化していることがあります。これを捉えるのが写真です。
- ルーティン化のポイント:
- 同じ服(水着や下着、またはタイトなTシャツ)
- 同じ場所、同じ照明
- 同じポーズ(正面、横、後ろ)
- 月に1回写真を撮り、過去の自分と並べて比較するだけでも、驚くほどの変化を実感できます。
✅ 「制服」チェックと「目標服」の活用
- 「制服(ユニフォーム)」チェック: 少しキツくなった頃のデニムやスカートなどを「制服」として決め、週に一度試着します。徐々にスムーズに履けるようになる変化が、数値以上に大きな喜びになります。
- 「目標服」の購入: 痩せたら着たい服をあえてワンサイズ小さく買って、目につくところに飾っておく。これが最大のモチベーションになります。
4. まとめ:数値に一喜一憂しないために
ダイエットは、体重が減る→停滞する→また減る、という波を繰り返すのが普通です。
- 「体重計の数値はあくまで参考」と捉え、気にしすぎないこと。
- 体重、ベルト、写真、体調の全ての記録を総合的に見て、自分の努力がどこに現れているのかを判断しましょう。
「今日はベルトが緩かった!」「写真で見るとお腹周りがスッキリした」といった小さな成功を毎日見つけることが、ダイエットを最後まで継続させる秘訣です。
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