小説 観察者 観察者、長友:ふと見ると薄暗いビルの隙間を一人の男が歩いている。散歩でもするかの様な足取りである。そのうち、暗い闇の中、ビルの中にでも入ったのであろうか、姿が見えなくなる。傍観者、間宮:夏の熱い盛り、涼むためにビルに入ろうと、扉を探したが見... 2022.08.15 小説