🎹 ポップスを作ろう!GarageBandモバイル版 制作ステップ

音楽

ポップスの曲作りは、まず**「土台」となるリズムとコード**を決めることから始めるとスムーズです。

Step 1: リズム(ビート)を作る(Drummer & Smart Drums)

ポップスでは、聴き心地の良い安定したビートが基本です。

  1. 新しい曲を作成し、「Drummer」トラックを追加します。
  2. 画面下部のドラマーアイコンをタップし、「ポップ」や「R&B」などのジャンルを選びます。
  3. 画面中央のグリッド(四角い枠)内で、黄色い丸(ドラムパターン)を動かしてみましょう。
    • 左上に動かすと、シンプルで静かな演奏に。
    • 右下に動かすと、複雑で激しい演奏になります。
  4. 気に入ったビートが見つかったら、**曲のテンポ(BPM)**をコントロールバーでポップスに適した速さ(例:100〜125くらい)に設定します。

📌 ヒント: もっと細かくビートを調整したい場合は、「ビートシーケンサー」を使うと、どのタイミングでどのドラムを鳴らすかを視覚的に設定できます。

Step 2: コード進行を作る(Smart Keyboard / Smart Bass)

ポップスの「顔」とも言えるコード進行を、Smart Instrumentで設定します。

① ピアノ(Smart Keyboard)で土台作り

  1. 新しいトラックを追加し、「Keyboard」を選びます。
  2. 画面上部の「Smart」をタップしてSmart Keyboardモードにし、音色を「Grand Piano」などに設定します。
  3. 画面左上の「コードを編集」をタップし、ポップスでよく使われるコード(例:C、G、Am、F など)を設定します。
  4. 画面に表示されたコードストリップを、指でタップしながら**気に入ったコードの順番(コード進行)**を見つけます。
  5. コードが決まったら、オートプレイを「1」や「2」などに設定し、赤い録音ボタンを押して、土台となるピアノパートを録音します。

② ベースラインの追加(Smart Bass)

  1. 新しいトラックを追加し、「Bass」を選びます。
  2. Smart Bass」に設定し、ピアノと同じコード進行を弾きます。
  3. Smart Bassは、コードストリップをタップするだけで、自動でポップスらしいシンプルなベースラインを演奏してくれます。

Step 3: メロディラインを乗せる(Keyboard / Audio Recorder)

土台ができたら、いよいよメインとなるメロディを乗せます。

  1. 新しいトラックを追加し、「Keyboard」または「Audio Recorder(ボーカル録音の場合)」を選びます。
  2. 【ボーカルの場合】 Audio Recorderを選び、マイクに向かって歌を録音します。エフェクトで「Pop」などのプリセットを選ぶと、それらしい音質に加工されます。
  3. 【楽器の場合】 Smart Instrumentをあえて使わず、普通の「Keyboard」で鍵盤を弾き、自分でメロディを打ち込んでみましょう。Smart Keyboardのコード進行に合う音を選べば、自然なメロディが作れます。

Step 4: 仕上げの調整(ミックス)

すべてのパーツが出揃ったら、トラック表示画面で音のバランスを整えます。

  • ボーカルメインのメロディが他の楽器に埋もれないように、音量(ボリューム)を少し大きく設定します。
  • 各トラックのエフェクトを使って、リバーブ(残響)をかけたり、音の広がり(パン)を調整したりして、立体感を出しましょう。

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